製造業システム
ナンバープレート分析
 
 

生産ラインの計測・制御データと監視カメラのデータの時刻同期を図り、ミリ秒の精度で画像を表示します。匠の技術を「画像」という貴重なノウハウの形で伝承することに役立っています。

製造工程の制御にプロセス制御システムが導入され、品質を維持するために制御しなければならない変数データを測定・管理しています。安定生産・品質向上のためには設備動作、温度差(色)、傷などデータに現れない現場状況の画像とデータを付け合せることが要求されています。

西暦2007年問題とは、長年企業において大型汎用機などの基幹系システムを開発・保守してきたベテランが引退してしまい、今まで培ってきた技術やノウハウなどが継承されず、鉄鋼業の現場においてもシステムの維持が困難になる危険に直面しています。匠の技術はデータと“絵”で判断できるのですが、このまま放置した場合には、この技術は伝承されないことになります。

この時匠が考慮するデータとしては、設備条件・シャワリング水量・毎回のプロセスの温度変化(色変化としてとらえられます)などがあります。

つまり、「画像−データ連携可視化」技術が求められている訳です。工場内ネットワーク進展と共に映像系データの組織における共有は、設計プロセスから品質管理/メンテナンスプロセスまで大きな変革を齎します。弊社デジタルビデオレコーダーは最新の圧縮技術(H.264/AVC)を使い、長時間録画+ネットワーク負荷軽減を実現すると共に1000分の1秒単位でのシステム連携が可能です。(SDK提供によりアプリ連携を実現)

 
  例:熱延工程  
  熱延工程は荒工程と精密工程の2つに分けることができますが、 「画像−データ連携可視化」は精密工程において実現されています。ラインに設置されているプレス機と同数のカメラが設置され。それらの画像信号はDVR(iGuard)に接続され、ハードディスク内に画像データは蓄積されます。  
  荒工程に設置されているカメラの画像は連続録画されているだけで、DCSとの連携はされていません。 荒工程に設置されているカメラの画像は連続録画されているだけで、DCSとの連携はされていません。  
  映像監視システムコンポーネント構成 映像監視システムは、下図のようなコンポーネントから構成されています。
  1. DCS(分散型制御システム)
  2. データベース/タイムサーバー: DCSのデータを取り込み、且つDCSの画像データを取り込みます。また、システム全体としての時刻同期を行います。
  3. GateWay_PC: データベース/タイムサーバー経由で知らされる「噛み込み」時刻に合わせて、噛み込前5秒・噛み込後10秒の画像データをDVRのディスクから読み込んで、データベースサーバに書き込みます。
  4. PC_based_Client_WS: 画像データと制御データの同期をとりながらモニタに表示します。
  5. DVR(Digital Video Recorder)
 
 

プロセスデータはDCS上での計測・制御されていますが、その数は150余に上ります。システム全体は、DCSの時刻を“正”として同期するように構成されています。

1プロセスが終了すると、インゴットの噛み込前5秒〜後10秒間 の画像がスクリーン上に表示されます。これらの画像は、プロセスデータのトレンドグラフとミリ秒のオーダーで連動しています。プロセス上問題が発生するのは、噛み込み前後ですのでこの時間の映像のみを同時再生しています。

「匠」はこれらの画像を見て、圧力・温度・シャワリング水量などプロセス変数に関するコメントを書き込んでいきます。このコメントこそ、技術ノウハウという「知識ベース」の構築をもたらします。

 
 
 
       
       
       
 
 
 
 
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